サウナに慣れてくると、サウナ室や水風呂の入り方だけでなく、入る前後の「洗い方」も気になってきます。
でも、こんな迷いはありませんか?
「サウナ前は、体だけ洗えばいい?髪や顔まで洗う?」
「サウナ後も、もう一度ボディソープで洗ったほうが清潔?」
「リンスやコンディショナーは、サウナ前と後のどちらがいい?」
「何度も洗うと、肌や髪が痛みそうで不安」
この迷いは自然です。サウナ施設では、入浴前に洗う人、サウナ後にもう一度洗う人、リンスだけ後回しにする人など、洗い方は人によって変わります。
さにき年間100回以上サウナに通う僕も、通い始めたころは「結局いつ、どこまで洗えばいいのか」で迷っていました。
結論:サウナ前に「髪→体→顔」の順で洗い、サウナ後は汗を流すだけ。
リンスやコンディショナー、トリートメントはサウナ後に回すのが基本です。
先に頭と体を清潔にしておき、最後に髪を仕上げる流れなら、迷いが少なくスムーズにサウナを楽しむことができます。
この記事では、サウナ前に体を洗う理由、ゴシゴシ洗いを避けるべき理由、髪・体・顔の順番、湯通し、サウナ後の汗の流し方、そして見落としがちなマナーまで順番に整理していく内容です。
- 結論:体は「サウナ前」に洗い、サウナ後は汗を流すだけ
- 順番:髪→体→顔の順で、上から下へ洗う
- リンス:リンス、コンディショナー、トリートメントはサウナ後に回す
- 準備:湯通し(下茹で)と体を拭く一手間で、サウナに入りやすい状態を作る
サウナ前後の洗い方が決まると、洗い場で迷う時間がなくなります。余計な洗い直しも減り、肌や髪への負担を抑えやすい状態です。
次のサウナでは、「サウナ前は洗う、サウナ後は流すだけ」を理解して迷わず動けるようになります。
サウナ前に体を洗う理由は「マナー」と「汗をかく準備」


そもそも、なぜサウナに入る前に体を洗うのでしょうか。
「まあ、マナーだし、当たり前でしょ?」と思う方は多いですが、実はそれだけではありません。
以下の2つの理由をしっかり理解することで、洗体という行為そのものの意識が変わり、サウナ体験の質も向上します。
- ①最低限のマナー(他者への配慮)
-
まず基本となるのが、衛生面でのマナーです。
日常生活で、自分でも気づかないうちに汗や皮脂、ホコリなどで体が汚れています。
その汚れを落とさずに、サウナ室や水風呂に入ってしまうと、共有スペースの衛生状態が悪化してしまい、他の利用者に不快感を与えてしまいます。
特に水風呂は、みんなが気持ちよく使うための大切な場所。
- ②自分の「ととのい」のため(機能的側面)
-
中級者として、こちらの理由も押さえておきましょう。洗体は、実は気持ちよくサウナに入るための重要な準備でもあるのです。
皮膚の表面にある古い角質や余分な皮脂、汚れは、発汗を邪魔してしまうことがあります。
サウナに入る前にこれらをきちんと洗い流すことで、肌表面が清潔になり気持ちよく汗をかく準備が整った状態です。
しっかりと汗をかけるように体を洗うことで、体の芯から温まりやすい状態を作り、サウナ後の水風呂や外気浴まで、気持ちよく快適に過ごしやすくなります。
【結論】サウナ前は「髪→体→顔」の順で洗う
さて、ここからが本題です。サウナの質を左右する「サウナ前の洗体」。
ただ体を清潔にするだけでなく、気持ちよく汗をかくための重要な準備と捉えましょう。
ゴシゴシ洗いは避ける。泡でやさしく洗う
「体をしっかり洗って、汚れを落としてキレイにしよう!」と、ナイロンタオルで体をゴシゴシこすっていませんか?



僕も以前は身体をゴシゴシこすり、その刺激を感じながら洗体の気持ちよさと爽快感を求めて体を洗っていました。
実はこれ、肌への負担が大きくなる可能性があるんです。
皮膚の表面には「皮脂膜」という天然の保湿クリームのようなバリア機能があります。
体を強くこすりすぎると、この必要な皮脂膜まで洗い流してしまい、肌が乾燥状態になります。
肌が乾燥すると、体は防御反応として汗をかきにくくしてしまうのです。
これでは、せっかくサウナに入っても体が温まるまで時間がかかります。
体は泡で洗い、強くこすらない


それでは、どう洗うのが正解なのか。
答えは「たっぷりの泡だてて、体を優しく撫でるように洗う」です。
ボディソープをしっかりと泡立て、その泡をクッションにして、手や柔らかい綿のタオルで体を洗いましょう。
目的は「余分な皮脂や汚れを浮かせて落とす」ことであり、皮脂を根こそぎ奪うことではありません。
この洗い方なら、肌の潤いを保ちつつ、汗をかくための準備を整えやすくなります。
体を洗う順番は上から下。背中も忘れない


洗い方と同じくらい大切なのが、「洗う順番」です。おすすめは、美容室やエステでも基本とされている「髪→体→顔」の順(上から下へ)です。
トリートメント成分などは、胸や背中に流れ落ちやすいため最初に洗い流します。
洗髪の後に洗体を行うことで、胸や背中についたシャンプーの残留成分も流しやすい状態です。
最後に顔を洗う工程です。洗髪・洗体中に飛び散った泡などの汚れを最後にリセットしましょう。
洗顔料のすすぎ湯が胸元に残ると肌荒れにつながることがあるため、最後にシャワーで首元・胸元をサッと流すのを忘れずに!
シャンプーやトリートメントの成分が背中に残ったままサウナに入ると、汗や皮脂と混ざって、背中のベタつきや肌荒れにつながります。
自分では見えない背中ですが、サウナ室では意外と見られています。清潔感を保つためにも、この順番を意識してみてください。
髭剃りはサウナ後。サウナ前なら軽く整える
男性サウナーが迷いやすいのが、シェービング(髭剃り)のタイミングです。
結論、髭剃りはサウナ後に回します。サウナ前に剃るなら、深剃りは避けて電動シェーバーで軽く整える程度にしてください。
| タイミング | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| サウナ前 | サッパリした状態でサウナに集中できる。 | 深剃りすると、サウナの熱や汗がしみてヒリヒリ痛む。 |
| サウナ後 | 蒸気でヒゲが柔らかくなり、肌への負担が少なくなる。 | サウナ中にヒゲが伸びている状態が気になる。 |
日本サウナ学会代表理事の加藤容崇医師も、サウナ室の乾燥による肌ダメージへの注意を促しています。
サウナ前の深剃りで角質(肌のバリア)を削りすぎた状態で熱波を浴びるのは、肌にとって大きな負担になります。
サウナ前に剃る場合は、深剃りしすぎない電動シェーバーで軽く整えるのが安全策です。
シャンプーはサウナ前に済ませる
サウナーの間でも意見が分かれる「シャンプーのタイミング」問題。
結論から言うと、「サウナ前に済ませる」のが合理的です。
理由は、頭皮の汗・皮脂・整髪料を先に落とし、サウナ室や水風呂へ汚れを持ち込みにくくするためです。
頭まで洗っておくと、その後の湯通しからサウナ室までの導線も自然に整います。
リンス・コンディショナー・トリートメントはサウナ後
ただし、リンスやコンディショナー、トリートメントは、サウナの「後」に回します。サウナ前は洗うことを優先し、最後に髪を仕上げると流れがきれいです。


ちなみに僕は、「オルビス ミスター」というシャンプーを使って頭を洗っています。



優しく泡立てて髪の毛を洗うと、スッキリとした香りが広がり、気分も落ち着き、気持ちよく洗うことができます。
それに加えて、洗い上がりがさっぱりして、サウナ前の準備に入りやすい点もポイント。
もちろんマナー(頭皮の汗やニオイを落とす)という側面も大きいですが、機能的なメリットも大きいです。
サウナ前後の肌負担を減らす洗い方とアメニティ選び


サウナに慣れてきて、サウナ前後の使い心地まで整えたいなら、シャンプーやボディソープにもこだわってみませんか?
サウナ施設に備え付けのものでも洗浄としては十分ですが、肌や髪のコンディションまで整えたいなら、ソープ選びも大切な要素になります。
サウナ前の洗体は「汚れを落とす」だけでなく、「汗をかく準備」と「肌を守る」という目的があるからです。
ここでは、サウナ中級者がこだわるべき3つのポイントをご紹介します。
①肌への負担が少ないボディソープを選ぶ
肌は思っている以上にデリケート。
洗浄成分が強すぎるソープは、ゴシゴシ洗いと同じように必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥の原因になります。



そこでおすすめなのが、天然由来成分を中心としたオーガニック系のソープです。
肌に必要な潤いを残しつつ、余分な皮脂や汚れをマイルドに洗い流してくれます。
「洗いすぎによる乾燥」を防ぎ、サウナ前のすっきり感を支える、守りのケアです。
②保湿・低刺激タイプでサウナ後の乾燥に備える
サウナ後は、肌や髪の乾燥が気になりやすいタイミングです。
だからこそ、洗浄力の強さだけで選ぶより、洗い上がりのつっぱりにくさや保湿感を重視します。
肌に合うものを選ぶと、洗体後の乾燥感を抑えやすいです。
サウナ前に洗うからこそ、落とす力と守る力のバランスを見ます。
洗いすぎによる乾燥を避け、サウナ後の仕上げにつなげるためのケアアイテムです。
③香りは控えめに。周囲への配慮も忘れない
見落としがちですが、香りはサウナ前後の気分を大きく左右します。
化学的な香りが強く残るソープは、サウナ室の熱で香りが立ちすぎてしまい、リラックスを妨げる原因になりかねません。
選ぶべきは、サウナと相性の良い自然なアロマ系の香りです。
「ヴィヒタ(白樺)」や「ヒノキ」「柑橘系」など、心地よいと感じる香りを探してみましょう。
洗体の段階からリラックス状態に入ることで、サウナセッション全体の満足感が上がります。
是非ご自身に合うソープを見つけて、より気持ちよいサウナ時間を実感してほしいです。
備え付けが合わない人はマイアメニティを使う
施設のシャンプーで髪がギシギシになったり、好みの香りじゃなかったりして、テンションが下がった経験はありませんか?
「マイ・アメニティ」をスパバッグに忍ばせておくだけで、浴室に入った瞬間から「自分のサウナ」に入り込めます。
| 特徴 | おすすめのタイプ | サウナでのメリット |
|---|---|---|
| 高保湿タイプ | 乾燥感・カサつきが気になる人 | 洗い上がりのつっぱり感を抑えやすい |
| スカルプケア | 頭皮のベタつきが気になる人 | 汗や皮脂汚れをすっきり洗い流し、頭皮を清潔に保ちやすい |
| アロマ特化 | 香りで気分を切り替えたい人 | リラックスしやすい時間を作る |
まだマイ・アメニティをお持ちでない方は『オルビス ミスター』の初回限定体験セットも選択肢になります。



「スカルプケアもしたいけど、肌の乾燥も気になる…」
そんな欲張りなサウナーの欲求を満たしてくれる、僕が自宅でも愛用している製品です。
洗顔、化粧水、保湿ケアまで一通り試せます。
施設へ持ち込んでもかさばらないミニサイズで、表で紹介した「スカルプ(洗浄)」と「高保湿」の両方をカバー。
サウナの準備から仕上げまで、荷物を増やさずにまとめやすいセットです。
- 【洗う】濃密クレイ泡洗顔: 皮脂汚れをすっきり洗い流し、サウナ前の肌を清潔に整えます。
- 【潤す】7日間のスキンケア: 化粧水とクリームもセット。サウナ後の乾燥が気になる時の仕上げに使いやすいです。
- 【特典】ヘアケアもお試し: 話題のシャンプー&コンディショナー(2回分)が付属。まずはその実力を試してみてください。
\ 初回限定セットの内容を公式ページで確認 /
洗体後は湯通しで体を温めてからサウナへ


体をキレイに洗った後、すぐにサウナ室へ向かっていませんか?実はそれ、非常にもったいないことをしています。
体を洗った直後は、まだ体の芯は冷えたまま。その状態でサウナに入っても、最初の数分は「体を温めるだけ」の時間になってしまいます。
そこで取り入れてほしいのが、通称「湯通し(下茹で)」です。
湯通しの考え方:『医者が教えるサウナの教科書』の著者である加藤容崇医師も、サウナ前に体を温めるテクニックとして湯通し(下茹で)に触れています。
事前に湯船で体を温めておくことで、サウナ室に入ってから体が温まる流れを作りやすい状態です。
結果、体を温める準備がしやすくなり、1セット目に入りやすい状態を作れます。
洗体後、お風呂(40〜41℃)に3〜5分浸かる。夏はぬるめ、冬は熱めがおすすめ!
額にうっすら汗が滲んでくるまでを目安に。体が温まったと思ったらサウナ室へ向かってOK!
体が温まり、サウナ室に入ってから汗をかく感覚をつかみやすくなる。
この一手間を加えるだけで、1セット目から体が温まりやすくなり、満足感も変わります。ぜひ次回のサウナで試してみてください。
サウナ室に入る前は体を拭く。濡れたまま入ると自分も周りも困る


体を洗い、いよいよサウナ室へ。その直前、あなたは体をしっかり拭いていますか?
「どうせすぐ汗をかくのに、なぜ?」
「ちょっとくらい濡れていても大丈夫でしょ?」
そう感じる人もいますが、この一手間が「ととのいの質」と「サウナーとしての品格」に差を生みます。
その理由を、科学的な視点とマナーの視点から解説します。
①濡れたままだと気化熱で体が温まりにくい
大きな理由が「気化熱」です。
気化熱とは、液体が蒸発するときに周りから熱を奪う現象のこと。夏に打ち水をすると涼しくなるのと同じ原理です。
体が濡れたままサウナ室に入ると、まずその水分が蒸発しようとして、体の表面から熱を奪っていきます。
つまり、体を温めるどころか、逆に体を冷やしながらサウナに入っていることになってしまうのです。
これでは体の芯まで温まるのに時間がかかります。日本サウナ学会代表理事の加藤容崇医師も、体を拭くことの重要性を指摘しています。



気持ちよくサウナを楽しむために、この一手間は習慣にしましょう。
全身一滴の水滴も残さない!くらいの意気込みで、念入りに拭き取りましょう。
効率よく水滴を拭き取るために、絞りやすいフェイスタオル(速乾性の高いMOKUタオルなどがおすすめ)で丁寧に拭き上げましょう。
特に首やわきの下、足の付け根には太い血管が通っていて、この部分に水滴が残っていると、体が温まりにくくなることがあります。



以前僕は、早くサウナに入って体を温めたいと思い、体を拭くことを忘れてサウナ室に入室してしまった経験があります。
サウナ室で温まっていても、水滴を拭き取っていないので、その水滴が汗なのか、水なのか判断できなくなってしまったんです。
その状態で過去の僕は、汗がたくさん出て体が温まったと勘違いし、早めに退室してしまいました。
そのまま水風呂に入り、体を冷やしすぎてしまい、外気浴でのととのいを逃してしまった経験があります。
視覚で見て取れる体の変化も、自身のコンディションを把握する要素の一つだと、僕はその時に感じました。
②サウナ室を濡らさないためにも体を拭く
もう一つの理由は、他の利用者への配慮です。
特に日本の多くのサウナ(ドライサウナ)では、カラッとした高温の環境が好まれます。
そこに濡れた体の人が入ると、水滴が蒸発して室内の湿度が変わり、不快に感じる人もいます。
また、床やサウナマットがビショビショになり、衛生面でも良い状態とは言えません。
「サウナ室はみんなの聖域」。そのコンディションを良好に保つ意識も、サウナーとして大切な心構えです。
入室までの動線まとめ


ここまでを整理すると、サウナ室に入るまでの効果的な導線はこうなります。
ゴシゴシ洗いはNG。泡で「上から下(髪→体→顔)」へ洗う。
湯船で3〜5分温まり、サウナ前の準備を整える。体を温めてから入るための一手間。
タオルで一滴残らず拭き取る。これで準備完了!
この流れにすると、サウナ室へ迷わず入りやすくなります。
サウナ後は洗い直さず、汗を流すだけでOK
サウナ室でしっかり温まり、いよいよ水風呂へ。
ここでも「洗い方」ならぬ「流し方」に、マナーと「ととのい」の質を高める重要なポイントが隠されています。
水風呂前は必ず汗を流す


これはサウナーとして、いや、公衆浴場を利用する者としての基本マナーです。
サウナ室でかいた汗を流さずに、そのまま水風呂に入る行為は「汗流しカット」などと呼ばれ、重大なマナー違反の一つです。
あなたが気持ちよく水風呂に入れたのは、他の誰かがマナーを守っているから。
水風呂は全員で共有する「聖域」だと思って、あなた自身の体も心も綺麗に流してクールダウンしてくださいね。
汗を流すと水風呂に入りやすくなる
マナー面だけでなく、水風呂の前に汗を流すことには「ととのい」の質を高めるメリットもあります。
- 体の準備(心臓への配慮)
-
熱いサウナ室から出て、いきなり冷たい水風呂に入ると、体への負担が大きくなりやすいです。
かけ湯やシャワーで汗を流しながら、まずは体の末端(足先、手先)から徐々に冷水に慣らしていきます。
体を「水風呂モード」に切り替えるための準備です。
- 「羽衣」をまとう準備
-
水風呂に入ると、体の表面に薄い「温度の膜」ができ、これが冷たさを和らげてくれます。
これをサウナーは「羽衣(はごろも)」と呼ぶのです。
汗や皮脂が体に残っていると、この繊細な羽衣がうまく作られないと言われています。
汗をしっかり流すことは、水風呂の気持ちよさを引き出す準備でもあるのです。
水風呂前の掛け湯は、水シャワーでも気持ちがいいですが、僕は断然かけ湯派です。
水シャワーで体を慣らしてからの水風呂もいいですが、僕はぬるめの掛け湯で汗を流して少しだけ体温を下げます。



キンキンの水風呂に一息で、肩まで入ったときの爽快感が大好きなんですよね。
帰る前はゴシゴシ洗わず、汗を流すだけでよい
サウナを終え、「そろそろ帰ろうかな?」と考えた時に、汗をかいた体が気になることがあります。
「もう一度シャンプーやボディソープで洗ったほうがいいかな?」と迷います。
答えは「洗い直さない」です。
この記事の冒頭で解説した通り、サウナ「前」にシャンプーと体の洗浄を済ませていれば、最後はシャワーで汗を流すだけで十分と考えてください。
むしろ、ととのった後のリラックスした状態で、再びゴシゴシと体を洗う必要はありません。
肌に余計な刺激を与えてしまい、ととのった感覚をリセットしてしまうようで勿体無いです。
サウナ前にシャンプーだけを済ませた方は、このタイミングが髪を仕上げる場面です。
このタイミングでは、リンスやコンディショナー、トリートメントで髪だけ仕上げます。
洗顔はサウナ前に済ませておき、退館前は必要に応じて化粧水やエッセンスローションで仕上げます。
僕は、施設に化粧水などのスキンケア用品があると分かっている場合は持っていきません。
スキンケア用品があるかわからない施設では、荷物を増やさないためにエッセンスローションだけをスパバッグに入れます。
サウナ後の「肌の乾燥」や「髪のパサつき」が気になる方は、自宅のシャワーヘッドにもこだわってみてください。
洗浄力と保湿力を兼ね備えた、人気のシャワーヘッドを徹底比較しました。


サウナで避けたい洗体マナー4つ


最後に、サウナに慣れてきた中級者だからこそ、改めて確認しておきたい「洗体」周りのNGマナーをご紹介します。
基本を押さえているあなたも、無意識にやってしまっていないか、チェックしてみてください。
- かけ湯やシャワーのしぶきを周囲に飛ばす
- 水風呂に潜る前には…
- 洗い場での場所取り
- サウナマットを洗わずに戻す
①かけ湯やシャワーのしぶきを周囲に飛ばす
体を洗うことや、汗を流すことに集中するあまり、シャワーやかけ湯のしぶきが、周りに座っている人に盛大にかかっている…。
これは非常に不快感を与えてしまいます。
シャワーを使うときは、なるべく低い位置で使う。
かけ湯は、お湯が飛び散らないように静かに行う。
特に肩や背中を流す際は、後ろの人へシャワーが飛び散ってしまいがちです。
②水風呂で潜るなら頭から汗を流してから


一般的に水風呂は潜水禁止が多いですが、潜水が許可されている施設の場合、水風呂に潜るのが好きな方もいます。
その際、サウナ室でかいた、頭の汗をしっかり流していますか?
頭を流さずに潜ると、水風呂が一気に汚れてしまいます。潜る前に、シャワーや掛け湯で、しっかり頭から汗を流すのが最低限のルールです。
たまに見かけるのは、体の汗を先に流したあと、頭の汗も流したと勘違いして水風呂へ潜ってしまう人です。
早く水風呂でクールダウンしたい気持ちはわかりますが、汗は先に流しましょう。
潜水禁止の施設では、施設のルールを最優先にして、潜らずに楽しみましょう。
頭を冷やしたい場合は、許可された範囲で桶の水を使うなど、施設ごとのルールに従ってください。
③洗い場での「場所取り」はNG
これは洗体そのものではありませんが、非常に重要なマナーです。
自分のタオルやサウナグッズを洗い場に置いたまま、サウナ室や水風呂に行く行為。
洗い場は限られた共有スペースです。自分が使っていない時間は、必ず荷物をロッカーや所定の棚に戻し、他の人が使えるようにしましょう。
洗体を終えたら、使用した洗い場の泡や桶の水をしっかり流します。
椅子を直し、次の人が気持ちよく使えるように整えることを忘れずにしたいですね。
④サウナマットを洗わずに戻す
サウナ室から出る際、借りたサウナマットを水で流すのが一般的です。
しかしその際、サウナマットを流さずに戻してしまう人をたまに見かけます。
正直、濡れたサウナマットを見ただけでは、それが汗なのか水なのかはわかりません。
もし自分が使用するサウナマットに、汗が多量に付着しているとしたら、使用したくないですよね?
自分の汗を流すかけ湯や、シャワーの段階でサウナマットの汗も一緒に、流しておくことをおすすめします。
よくある質問
- サウナ前は、髪・体・顔のどれから洗う?
-
髪→体→顔の順で洗います。上から下へ洗うと、シャンプーや洗顔料の残りを最後まで流しやすくなります。
- サウナ後もボディソープで洗ったほうがいい?
-
サウナ前に洗っていれば、サウナ後は汗を流すだけで十分です。何度も洗うと、肌への刺激が増えます。
- リンスやコンディショナーはいつ使う?
-
サウナ後に使います。サウナ前はシャンプーまで済ませ、最後にリンスやコンディショナーで髪を仕上げます。
- スキンケア用品は持っていくべき?
-
施設にあると分かっているなら不要です。分からない施設では、荷物を増やさないためにエッセンスローションだけ持っていくと迷いません。
まとめ


今回は、サウナの「ととのいの質」を高めるための「洗体」について、その理由から具体的な方法、マナーまで詳しく解説してきました。
- 洗体の理由:マナーだけでなく、汗をかく準備を整えるため。
- サウナ前:「ゴシゴシ洗い」はNG。「泡」で優しく洗い、シャンプーも済ませる。
- 洗う順番は「髪→体→顔」で胸元・背中の肌荒れ対策。
- ソープ選び:「肌への優しさ」「保湿・低刺激」「香り」にこだわると、サウナ前後の満足感が上がる。
- 湯通し(下茹で)で体を温め、サウナ前の準備を整える。
- 体を拭く:気化熱で体が冷えるのを防ぎ、サウナ室を濡らさないためにも必要。
- サウナ中・後:水風呂前の「汗流し」は必須。帰る前は汗を流すだけでOK。リンスやコンディショナーはこのタイミングで仕上げる。
サウナの「洗体」は、単なる通例作業ではありません。
一つひとつの手順に込められた「マナー(他者への配慮)」と「自分への配慮」を理解することで、サウナ全体の満足感は上がります。
この記事で紹介したテクニックや考え方が、あなたの「ととのい」を、より深く、より没頭するきっかけになれば幸いです。
ぜひ次のサウナで実践して、これまでとは違う「スッキリ感」や「深いリラックス」を味わってみてください。
あなたのサウナ体験を、100倍気持ちよくするお手伝いができたなら幸いです。

