「せっかくの休みにサウナへ行くなら、絶対にハズレを引きたくない……」
「天光の湯がリニューアルしたらしいけど、わざわざ岐阜の多治見まで行く価値って本当にあるのかな?」
そんなふうに迷っているあなたへ、サウナ狂の僕からまず結論をお伝えします。
「日本一のスーパー銭湯から、日本一のサウナリゾートへ」
これは決して大げさなうたい文句でも、ただの宣伝文句でもありません。
今回の天光の湯の特大リニューアル、わざわざ多治見まで遠征する価値、200%大アリです。
東海エリアのサウナーなら今すぐ行くべき「新たな聖地」へと完全な進化を遂げました。
さにきサウナ歴4年、サウナ・スパ健康アドバイザーのパパサウナーさにきです。
リニューアル前から天光の湯に通い詰めている僕が、今回は「家族連れ」という視点も踏まえて徹底調査してきました。
しかもオープンから数か月が経ち、施設はさらに進化しています。
2026年6月末には新サウナ奥之院が稼働を開始し、天光の湯のサウナはこれで全20基。今回はその全部に足を運んで、入り比べてきました。
新設された男女共用エリア「曼荼羅-mandara-」の圧倒的スケール感や、貸切サウナの細部まで計算し尽くされた没入感、匂い、熱気は、これまでのサウナ施設の常識を根底から覆すレベルでした。
パパ目線で厳しくチェックしても、「これは絶対に家族を連れてきたい!」と即決するクオリティです。
この記事では、公式サイトの綺麗な写真だけでは絶対に伝わらない、僕が肌で感じた生の情報を余すことなくお届けします。
- 新エリア「曼荼羅」の全サウナ(新設の奥之院を含む)のスペックと体感
- 貸切サウナのコスパと、家族・グループで失敗しないための「1時間の壁」攻略法
- 既存の男湯・女湯のアップデート内容
- 家族連れで注意すべきポイントと混雑回避策
- 施設内で完結する絶品サウナ飯と子ども飯
この記事を最後まで読めば、あなたの今週末の予定は「天光の湯への遠征」一択になるでしょう。
【行く前に必見】天光の湯の料金システムと「子連れルール」まとめ
これだけの設備を誇る天光の湯ですが、子連れで訪れるパパ・ママが「現地に行ってから想定外のルールで困った…」とならないよう、まずは全体の料金システムと、絶対に知っておくべき子連れルールを先にお伝えしておきます。
料金システム(入館料+各エリア追加料金)
基本の入館料に加えて、利用したいエリアに応じた追加料金を支払うシステムです。
| 入館料 | ||
|---|---|---|
| 基本入館料 | 大人(中学生以上) | 平日 900円 / 土日祝 1,000円 |
| 小人(4歳以上) | 平日 450円 / 土日祝 500円 | |
| 幼児(3歳以下) | 無料 | |
| 回数券(10枚セット) | 全日入浴回数券 | 8,800円 |
| モーニングセット (入館料+モーニング) | 大人(中学生以上) | 平日 1,150円 / 土日祝 1,250円 |
| 小人(4歳以上) | 平日 700円 / 土日祝 750円 | |
| 回数券利用時 | 全日 400円 ※公式サイト未掲載のため現地でご確認を | |
| 追加エリア入場料(※入館料別途必要 ) | ||
| 離宮 入場料 | 貸切温泉(定員3名) | 60分:1室 1,500円 120分:1室 3,000円 ※福祉料金(60分1,000円)は障害者手帳の提示が必要 |
| 貸切サウナ(定員6名)※水着着用必須 | 60分:1棟 6,000円/120分:1棟 12,000円 20時以降予約限定 60分:1棟 5,000円/120分:1棟 10,000円 | |
| ※20時以降は貸切サウナのお風呂が利用できません。 「貸切温泉」は年齢制限なし(おむつ児も利用可能)。「貸切サウナ」は中学生以上限定です。 | ||
| 曼荼羅 入場料 ※水着着用必須 | 平日 | 1,600円 |
| 土日祝 | 2,000円 | |
| ※曼荼羅エリアは中学生以上限定です(小学生以下の入場不可) | ||
年齢別にできること早見表(おむつ児・小学生・中学生以上)
施設全体で最も注意すべきなのが、エリアごとの年齢制限です。誰と行くかで使えるエリアが変わるので、出発前に下の表で確認してください。
| エリア | おむつ児 (0〜3歳目安) | 幼児〜小学生 | 中学生以上 |
|---|---|---|---|
| 大浴場 (男湯・女湯) | ✕湯船は不可 ※ベビーバスにお湯を汲めば可 | ○ | ○ |
| 曼荼羅エリア (男女共用・水着) | ✕ | ✕ | ○ |
| 離宮 貸切温泉 (定員3名) | ○湯船に一緒に入れる | ○ | ○ |
| 離宮 貸切サウナ (定員6名・水着) | ✕ | ✕ | ○ |
中学生以上なら、全エリアが開きます。夫婦・サウナ仲間・中学生以上の子どもがいる家族は、この表を気にせず回れます。
小学生以下の子どもと行く場合は、サウナはパパとママで交代、待つ側は子どもと離宮の貸切温泉へ。具体的な回し方は離宮の章末「小学生以下の子連れは貸切温泉へ」にまとめています。
注目度No.1!男女共用アウトドアサウナ「曼荼羅-mandara-」の全貌
今回の超大型リニューアルにおける最大限の目玉、それが男女共用・水着着用の屋外サウナエリア「曼荼羅-mandara-」の誕生です。


受付と着替えを済ませ、曼荼羅エリアに一歩足を踏み入れた瞬間、目の前に広がる「森の広さ」にまず息を呑みます。
そびえ立つ木々の間にひっそりと佇む、デザインもコンセプトもまったく異なる無数のサウナ小屋。
ここは本当に住宅街の近くか?と錯覚するほどの、非日常的なアウトドア・リゾート空間がそこに広がっていました。
利用システム・料金について
曼荼羅エリアの利用には、通常の入館料に加え、+平日1,600円・土日祝2,000円(専用ポンチョ代を含む)が必要です。
水着の着用が必須です。水着を持参していない場合は500円でレンタル可能です。
受付後、専用ポンチョのサイズとカラーを選び、脱衣所で水着に着替えポンチョを羽織り曼荼羅エリアへ入場します。
専用ポンチョのカラーは、男女ともにネイビー or クリームから選択します。
サイズについては、F(フリーサイズ) or Lから選択できます。
写真や動画を撮る際には、ほかの利用者の映り込みには十分に注意し、配慮を心がけましょう。
水着&ポンチョ着用だから恥ずかしくない!夫婦で共有する「ととのい」
「男女共用エリアって、水着姿になるから周りの目が気にならない?」
「妻を連れて行っても恥ずかしがらないかな?」
夫婦やカップルを想定したロケハンとして、僕が真っ先にチェックしたのがこの点です。
結論から言うと、まったく問題ありません。
妻を連れてきても安心してくつろげる空間が完璧にデザインされていました。
曼荼羅エリアでは、移動時や休憩時は専用のサウナポンチョを羽織ります。
つまり、純粋な水着姿になるのは「ポンチョを脱いでサウナに入室する瞬間」から「水風呂に入って再びポンチョを羽織るまで」のわずかな動線のみなのです。
僕が観察した限り、ソロで来ている女性も、ペアの女性グループも、周囲の目を気にして恥ずかしがったり隠れたりする様子は一切ありませんでした。
巨大なペアシートや広々としたデッキテラスで、ポンチョに包まれながらのびのびと外気浴を楽しんでいます。
また、濡れたポンチョの着心地についてですが
- 移動中は寒いと感じることはない
- 座ると少し冷たいが、体温で温まりすぐに冷たさは薄れる
- タオルケットに包まれているような温かさと安心感
この心理的ハードルの低さと専用ポンチョの快適性により、夫婦やカップルでも安心してサウナ体験を共有することができます。
エリア別!全サウナ徹底レビューとおすすめ攻略ルート


曼荼羅エリアは、森の中に佇む「杜(もり)エリア」と、屋上の開放感抜群の「空(そら)エリア」に分かれており
この2エリアだけでバレル4基・テント・瓦・珠・樹、そして新設の奥之院が揃っています。


杜エリアの入口には鳥居が立っていて、くぐった先が森のサウナ場です。看板には奥之院 6/27〜稼働開始の文字がありました。
ちなみに空エリアと杜エリアの移動距離は、思った以上にあります。ただ、これが面倒かというと逆でした。
杜の中を歩いて下っていく時間そのものが、この施設ならではの体験です。
移動している間も、鳥の声や葉ずれの音が絶えず聞こえてきます。
普通のサウナ施設では味わえない解放感と情緒が、サウナ室の外にも広がっているわけです。
それぞれのサウナのコンセプトが尖りすぎていて、どこから攻めるか本気で迷うレベルです。
「全部入りたいけど、どこから行けばいいの?」という方のために、サウナ狂の僕が体感した各サウナの特徴と、絶対に外さないおすすめの周回ルートを解説します。
どこから入るか迷ったら、実際に全部入り比べた僕のルートを参考にしてください。熱すぎないサウナで体を作り、高温で追い込み、最後に一番熱いバレルで締める流れです。
- 3セットなら:瓦 → 奥之院 → 樹
- 5セットなら:珠 → 瓦 → 奥之院 → 樹 → バレル(高温)
温度が高い奥之院は、体が慣れた2セット目以降に入るのがおすすめです。締めは100℃のバレルでセルフロウリュ。ここで一気に追い込むと、9℃の水風呂が最高に効きます。
【杜エリア】温度で選ぶグリーンサウナのバレル


森の木立の中に、4基のバレルサウナが並んでいます。これがグリーンサウナのバレル。サウナしきじとのコラボでも話題になった、あのメーカーの製品です。
面白いのは、4基それぞれに名前がつき、温度帯が分けられていること。その日の気分と体の温まり具合に合わせて、入る樽を選べます。
| 樽の名前 | 温度帯 | 実測の目安 |
|---|---|---|
| 知足(ちそく) | 低温 | 約85℃ |
| 阿吽(あうん) | 中温 | 約95℃ |
| 虚空(こくう) | 高温 | 約100℃ |
| 円相(えんそう) | 高温 | 約100℃ |
低温の知足と中温の阿吽は、この日は温度をたしかめる程度にとどめました。じっくり長く温まりたい日や、サウナが得意でないパートナーと一緒のときに向いています。


僕が腰を据えたのは、高温の虚空と円相です。ストーブは新しくMySauna製に入れ替わっていて、セルフロウリュは5分に1回のルールになっています。


タイミングが合えば入った瞬間にロウリュできるので、最初からアツアツの状態を楽しめます。
体が温まった5分後、締めにもう一度ロウリュして追い込む。直後の熱波が全身を包み、汗がどっと噴き出します。
他のお客さんを気にすることなく、夫婦や仲間だけで「ジュワァァッ」というロウリュ音を独占できる、究極のプライベート空間なのも変わらぬ魅力です。
全サウナを入り比べて、一番熱く、一番汗が出て、水風呂の爽快感が高かったのがこの高温バレルでした。あくまで僕の体感ですが、100℃の熱波から9℃の水風呂へ飛び込んだときの落差は、この日いちばんの気持ちよさでした。
正直に書くと、蒸気の質という一点だけは、貸切離宮や女湯にあるBURROWのBOILが一枚上に感じます。座面が天井に近く、蒸気を近い距離で浴びられるからだと思います。



温度で選べるって、実はかなり贅沢な仕組みなんです。
ちなみにこのグリーンサウナのバレル、自宅の庭にも導入できます。
施設で入って気に入ってしまった方は、製品としての実力を年100回サウナーの目線で査定した記事があるので、そちらをのぞいてみてください。


【杜エリア】非日常に沈むテントサウナ


杜エリアで最大の大きさを誇るのが、グランピング風のテントサウナです。看板には「正六面体 参参」定員28名とありました。


ジッパーを開けて中に入ると、紫のネオンが妖しく光る完全な非日常空間。ストーブも新しいものに入れ替わっていました。
土日祝には、ここでゲリラロウリュやアウフグースのイベントが開かれます。この時間を軸に周回ルートを組み立てるのもおすすめです。
【杜エリア】壁画に見入る八角堂「瓦」


外から見ると地味ですが、僕が個人的に大好きなのがこの「瓦」です。
社寺の八角堂を思わせる形をしていて、扉を開けると壁一面に曼荼羅風の日本画が広がります。


3月に来たときより、夏のいまは体感温度が上がっているように感じました。
熱がおだやかな分、長くじっくり入れるので、壁画を一周ぐるりと眺めながら過ごせます。この深みは、ほかのサウナではなかなか味わえません。
15分ごとのオートロウリュの給水音が、まるで木魚のように響きます。あぐらをかいて目を閉じれば、そこはもう瞑想の時間です。
曼荼羅エリアに入る前に、解脱の間に掲示されているコンセプト(だるま書房)に目を通しておいてください。壁画の背景がわかったうえで座ると、見え方がまるで変わります。
【空エリア】球体に包まれるサウナ「珠」


階段を登った空エリアに、まんまるの球体が鎮座しています。ワノサウナ 珠(たま)、BURROW製のコンクリート製サウナです。定員は5名。
中に入ると、球体ならではのこもった一体感に包まれます。温度は85℃前後、湿度は低めで、穏やかに温まれる設定です。
10分に1回のオートロウリュで生まれた蒸気が、丸い天井を伝って頭上からふわりと降りてきます。刺すような熱さではなく、全身が柔らかい熱のベールに包まれる感覚でした。
【空エリア】国内最大級の大型バレル「樹」


空エリアでひと目で目を奪われるのが、巨大な丸太を横向きにくり抜いたような円柱形のサウナ、樹(いつき)です。BURROW製で、国内最大級のサイズを誇る大型バレルサウナになります。
前回の記事を書いた時点では稼働前で、中を見学させてもらうだけでした。今回はしっかり入ってきたので、あらためて紹介します。


中はトンネルのような空間で、両側にベンチが伸びています。
壁には丸太の小口がびっしりと敷き詰められ、照明は明るすぎず暗すぎず、心が落ち着く明るさに保たれていました。


そして見上げると、天井に極彩色の日本画。この一枚を眺めているだけで、時間を忘れてしまいます。
熱源は電気ヒーター側とペレットストーブ側の2ゾーンに分かれていて、それぞれ温度が違います。
気分や好みで座る側を選べるのが面白いところです。セルフロウリュは5分に1回できます。


温度は約95℃前後。湿度が高めで、メインサウナのように湿度と温度が調和しているので、数字以上に熱く感じます。
後述する奥之院より10℃ほど低いのに、体感は樹のほうが上でした。
ペレットストーブの柔らかな輻射熱を浴びながら、揺れる炎と天井の絵をぼんやり眺める。
室内が広いぶん熱の圧は控えめで、じっくり長居できるのもありがたいところです。


【杜エリア】6月末に稼働した新サウナ「奥之院」


前回の記事の最後に、「もう1基サウナが新設されるらしい」と書きました。それがこの奥之院です。2026年6月27日から稼働を開始し、今回ようやく入ることができました。
森の参道を進んだ先に、白壁と丸窓が印象的な和のたたずまい。定員は13名と広々しています。


熱源はペレットストーブで、電気やガスとは違う柔らかい輻射熱が特徴です。
ストーブに一番近い席に座っても、揺らぐ炎から想像するよりずっと心地よく座っていられて、肌がひりつくような強い乾燥もありません。
温度計は105℃。数字だけ見ると相当な高温ですが、湿度が低めなので圧を感じにくく、じっくり温まれます。
15分に1回のオートロウリュも、天井が高いぶん一気に襲ってくる感じではなく、少し間をおいてから、じんわりと心地よい熱さが降りてきました。


そして何より、大きな窓から見える森と瓦の景色が絶品です。100℃超えの熱を感じながら、揺れる木々、降り注ぐ木漏れ日、木々を渡る小鳥を眺められる。熱さと景色を同時に味わえるサウナは、なかなかありません。
稼働を始めたばかりで人も少なく、この日はほとんど独占状態でした。
温度が高いので、体が慣れた2セット目以降に入るのがおすすめです。湿度が低いぶん高温でもじっくり楽しめるので、静かにととのいたい人や、和の景色を味わいたい人にはたまらない一基だと思います。
実測9℃!桶スプラッシュと森の水風呂


サウナで極限まで温まった体を引き締めるのは、杜エリアと空エリアにそれぞれ設置された大きな水風呂(幅約1m×長さ約2.5m)です。
水風呂に入る前に絶対に体験してほしいのが、併設されている「ガッシングシャワー(桶スプラッシュ)」。
ぶら下がっている縄を勢いよく引けば、頭上の桶から滝のような冷水が一気に降り注ぎます!
ガッシングシャワーで身を清めたあとは、水風呂へ静かにダイブ。


「水行」の札が掛かったウッドデッキ上の黒い水盤こそが、杜エリアの水風呂です。名前まで修行めいていて、雰囲気があります。
今回は温度計を実測してきました。空エリアが9℃、杜エリアが10℃。真夏でもこの冷たさです。屋外なので外気温の影響をもろに受け、季節や時間帯によってはさらに沈むこともあります。
杜エリアの水風呂には、木の葉が落ちてこないようタープが張られていました。こういう細かい配慮があると、安心して頭まで沈められます。
肝心の入り心地ですが、適温とされる16〜18℃よりかなり冷たいぶん、30秒ほどでもしっかり体が冷やせます。
高温のバレルでよく温まったあとなら、数字ほどの衝撃はなく、むしろすっと入れました。
この日は朝9時ごろに9℃だった空エリアの水風呂が、正午ごろには12℃くらいまで上がっていました。
空エリアは日差しが当たるぶん、同じ温度でも杜エリアより冷たさを感じにくいのも面白いところです。キンキンを狙うなら午前中、ほどよく冷やしたいなら午後という選び方もできます。
「そんな冷たい水風呂、妻は絶対に入れない…」と心配するパパさん、安心してください。
以下の方法で無理なくクールダウンが可能です。
- 桶スプラッシュの水を手足だけにかける
- 一瞬だけ頭からスプラッシュを浴びる
- 水風呂に入らずそのまま外気浴で風に当たる
実際に現地で見かけた女性ペアも、一人はどっぷり水風呂に入り、もう一人はガッシングシャワーで手足を冷やす程度でしたが、二人並んで気持ちよさそうに外気浴を満喫されていました。
無理に水風呂に浸かる必要はまったくありません。
とはいえ「あの気持ちよさを味わってみたい」という方も多いはずです。17年間も水風呂から逃げ続けた僕が、どうやって入れるようになったのかをまとめた記事があります。


森と空で選べる外気浴。「ペアチェア」と「空のデッキ」
天光の湯が「日本一のサウナリゾート」と豪語する所以は、この広大すぎる外気浴スペースにあります。
- 【杜エリア】木漏れ日を感じながら味わう林風と静寂
-
木々の間からトンビが舞う空を眺め、風が葉を揺らす音を聞きながらととのう空間。


絶対に座るべきイチオシは「巨大なペア用ととのい椅子」です。
枕も2つセットされており、体に完全にフィットする座り心地。夫婦で並んで、無言のまま過ごせるのもうれしい時間です。
ここに寝転がると、風が葉を揺らす音、小鳥のさえずり、キツツキが木を叩く音が代わる代わる聞こえてきます。
木漏れ日を浴びながら飛び交うトンボを眺めていると、そのまま森に溶けていくような感覚になりました。
今回いちばん深くととのえたのは、この場所です。
前回よりととのいスペースが少し拡張されていて、以前より場所を確保しやすくなっていました。
【空エリア】地球と一体化する開放感-
日差しを全身に浴びるなら屋根上のウッドデッキへ!


視界を遮るものが一切なく、森のパノラマを一望できます。
大の字になって寝転がり流れる雲を見上げた時の「地球と一体化したような開放感と静けさ」は、都市部の施設では逆立ちしても味わえません。

休憩スペース「浄瑠璃浄土」の使いこなし空エリアの休憩スペース、浄瑠璃浄土(じょうるりじょうど)に日よけが設置されました。ただしここは東向きなので、日よけがあっても午前中は日が差し込みます。夏場の午前は杜エリアで過ごすのがおすすめです。
午後になれば日よけが影を作ってくれるので、風を感じながら気持ちよく外気浴できます。逆に冬場は、この日差しが体を温めてくれる特等席になります。



このロケーションで、自分の心拍数を正確に測り、「完璧な羽衣」と「究極のディープリラックス」への突入タイミングを見極めるなら、スマートウォッチの導入を強くおすすめします。


パパ目線の辛口チェック!曼荼羅エリアの「注意点」
ここまで褒めてきた曼荼羅エリアですが、子連れや年配の方と行く場合は以下の点に厳重注意してください。
曼荼羅エリアは「中学生以上限定」です。
小学生以下の子どもは入場できません。
小学生以下の子どもがいる場合は、パパとママで時間を決めて交代で曼荼羅エリアに入るのが現実的です。待つ側の過ごし方は、離宮の章末「小学生以下の子連れは貸切温泉へ」を参照してください。
- 杜エリアへの導線(砂利道):道が完全に舗装されておらず、「砂利敷きの階段」で降りていく箇所があります。足元が不安定なので足腰に不安のある方は十分な注意が必要です。
- バレルサウナの熱源距離:室内がコンパクトなため、ストーブとの距離が非常に近いです。「ロウリュ時は火傷に注意する」を徹底してください。
- 空エリアのテラスデッキへの昇降:登るルートが「垂直に近いハシゴ」と「階段」の2タイプあります。混雑状況を確認しながら、基本的には無理をせず安全な「階段」タイプのテラスを選びましょう。
家族連れ・夫婦の最適解!貸切プライベートサウナ【離宮】は6000円の価値があるか?


「夫婦で一緒にサウナを楽しみたいけど、男女別々の大浴場だと結局ソロ活になって寂しいし……」
「中学生になった子どもと一緒にサウナに入りたいけど、男女別の大浴場では親子がバラバラになってしまう……」
そんなご夫婦や中学生以上の子どもがいる家族、気の合うサウナ仲間に、声を大にしておすすめしたいのが、今回のリニューアルで新設された貸切プライベートサウナ【離宮】の存在です。
結論からズバリ言い切ります。
人数分の入館料+1時間1棟6,000円(最大6名まで利用可能)という価格設定は、決して安くはありません。
しかし、「他人の目を一切気にすることなく、高級アメニティと超本格サウナ、天然温泉を家族だけで独占できる」。
利用できるのは中学生以上。つまり「大人と、大人に近い子ども」だけの空間なので、周りに気を使う場面が一切ありません。
これほどの価値と気楽さを考えれば、家族やグループで使うなら破格のコスパだと言えます。
最大人数の6人で割れば追加料金は、1人あたりたったの1,000円。中学生以上の家族4人で利用しても一人1,500円です。
今回はサウナ仲間と3人で事前視察として利用しました。
設備の完成度と導線の良さを体感した今、「サウナ好きの夫婦や、中学生以上の子どもがいる家族なら、ここを選んで後悔はない」と自信をもっておすすめできます。



男女別の大浴場では叶わない「家族全員で同じサウナに入る」が実現できるのが、離宮の一番の価値ですね!
【予約方法】 貸切サウナ「離宮」の予約は、公式サイトのトップページから可能です。空きがあれば当日、施設の受付でも申し込めます。ただし土日や連休の人気の時間は確実に埋まるため事前予約を強く推奨します。
当日申し込みには「2時間の壁」があります。サウナを温める準備におよそ2時間かかるため、直前に利用者がいなければ、その分だけ館内で待つことになります。到着してすぐ入りたいなら、事前予約が確実です。
離宮には「貸切サウナ」(中学生以上・定員6名・1棟6,000円)と「貸切温泉」(年齢制限なし・定員3名・1室1,500円)の2種類があります。予約画面で間違えないよう十分注意してください。
【水着着用必須】貸切サウナを利用する場合、水着着用が必須です。
持参されていない方はフロントにて500円でレンタルできますので安心してください。
【貸切サウナは中学生以上限定】小学生以下の子どもは同伴できません。小さな子連れの楽しみ方は、この章の最後「小学生以下の子連れは貸切温泉へ」にまとめています。
【キャンセル規定】 予約の変更・キャンセルは予約日時の24時間前まで。
当日キャンセルや無断キャンセルの場合は100%の料金が発生します。交通機関の遅延や突発的な体調不良の際は、早めに施設へ電話相談しましょう。
高級アメニティと「凶悪ロウリュ」が同居する極上空間
貸切サウナの内部は、限られたスペースながらも「サウナーの心理を完全に理解した、無駄のない完璧な導線」が組まれています。それに加えて、備え付けの設備のグレードが高いです。
- 大人3人が足を伸ばしてゆったり入れる専用内風呂(なんと約40℃のラドン温泉!)
- シャワーは2基完備。しかも両方とも高級シャワーヘッド「ファインバブルU」を採用
- ドライヤーは言わずと知れた高級家電「ReFa(リファ)」を完備
- サウナの合間に体を預けられる「ロッキングチェア」を室内に設置
- スキンケア用品は「DHC OLIVE GOLD」シリーズ(ジェルローション、ミルキージェル等)を完備
そして肝心のサウナ室は、最大6名収容のBURROW社のセルフロウリュ対応バレルサウナ「BOIL3」です。
基本温度は80℃と、サウナ初心者の女性でも入りやすいマイルドな設定になっています。


しかし、サウナ慣れしている大人はここで油断してはいけません。
このBOIL3というバレルサウナ、普通に座ると「座面がちょうどストーブの上端付近」になります。そのため、温度計の80℃という数字以上に体感温度を高く感じます。
その状態でサウナストーブにセルフロウリュをした瞬間。
今までに体験したことがないほど大量の蒸気が一気に発生し、凶悪とも言える超高温の熱のカーテンが、頭上から容赦なく降り注ぎます。
この熱のカーテンに耐えきれず、水風呂へ飛び込むことを余儀なくされることでしょう。
同時に、この尋常ではない熱波は肌へのダメージも極大です。
だからこそ、室内に高級スキンケア「DHC OLIVE GOLD」が完備されているのは、サウナーの肌まで配慮した気の利くおもてなしだと言えます。


水風呂の深さも温度も完璧で、導線も綿密に計算しつくされており、効率よくサウナサイクルを回すことができます。
ロウリュ時の熱波は、完全にハードコアサウナー向けのドS仕様です。
同伴したサウナ仲間の男性すら「痛い!耳が熱すぎる!」と悶絶したほどで、薄手のタオルではまったく防ぎきれません。
大人だけで限界に挑む際はサウナハットの持参が確実です。
レンタルの用意はありませんが、施設内の売店では安価なものから高性能なものまで揃っています。
記念になるオリジナルサウナハットまで豊富に販売されているので、現地調達もおすすめです。
家族・グループ向け「1時間の壁」攻略ルーティン
設備もアメニティも文句なしの100点満点ですが、実際に使ってみて1点だけ、非常に現実的な注意喚起をしておきます。
それは「1時間という利用時間制限」です。
サウナ慣れした大人だけなら「サウナ→水風呂→休憩」のサイクルをテンポ良く回せますが、家族やサウナ初心者を含むグループだと、そうはいきません。
「全員が水着に着替える・シャワーで体を洗う・温泉に浸かる・体を拭いて髪を乾かす」という一連の作業が、人数分まとめて発生。
まともにやっていると1時間はあっという間に過ぎ去り、肝心のサウナに1セット入れるかどうか…という悲惨な結末になります。
そこで、貸切の時間を1秒でも無駄にしないための「鉄壁の攻略ルーティン」を提案します。
実は天光の湯は普通のスーパー銭湯よりも一般浴場の洗い場(シャワー)の数が非常に多く、週末でもシャワー待ちに巻き込まれることは稀です。この利点を最大限に活かします。
予約時間の1時間前に入館する
まずは余裕を持って施設に到着。受付を済ませたら、貸切サウナには行かず、そのまま一般大浴場へ向かいます。
一般エリアで完璧に洗体・洗髪を済ませる
一般浴場のシャワーブースにも「ミラブルゼロ」や「ファインバブルU」が完備されています。広い洗い場で全員ゆっくりと体を清め、時間があれば内湯で温泉を楽しみながら、予約時間になるのを待ちます。
貸切時間は「サウナ」に全振り!
予約時間が近づいたら、水着に着替えて貸切サウナへ移動。体はすでに綺麗になっているので、シャワーの時間はゼロ!
貸切の1時間は、純粋な「サウナ・水風呂・休憩」のサイクルだけに全集中できます!
専用内風呂もあるので、サウナが苦手な家族は温泉に浸かりながら、サウナ組が出てくるのを待てます。




もっとゆったり楽しみたい方は、最初から120分プラン(1棟12,000円)を選ぶのが最も確実な解決策です。20時以降なら120分10,000円まで下がります(ただしお風呂は使えません)。
\ 至高の貸切サウナは予約が確実 /
小学生以下の子連れは「貸切温泉」へ(サウナは交代で)
貸切サウナは中学生以上限定なので、小さな子どもと一緒に離宮を使うなら、選ぶのは同じ敷地内にある「貸切温泉」です。
- 料金は1室1,500円/1時間(人数分の入館料は別途)
- 年齢制限なし。現地で確認したところ、大浴場ではベビーバス対応となる「おむつが取れていない乳幼児」も一緒に湯船に入ってOK
- 定員は3名
いちばんの落とし穴は「定員3名」です。親1人+子ども2人までが上限で、子ども3人以上の家族は1室に収まりません。その場合は大浴場で過ごす形になります(おむつ児は浴室内の「ベビーバス」にお湯を汲んで入浴)。
サウナを諦める必要はありません。パパとママで時間を決めて交代し、片方は曼荼羅エリアや大浴場のサウナへ、もう片方は子どもと貸切温泉でのんびり。これが小さな子連れの現実的な最適解です。



子どもが小さいうちは貸切温泉で交代、中学生になったら家族全員で貸切サウナ。成長に合わせて離宮との付き合い方が変わるのも楽しみのひとつです!
リニューアル前から驚異的!男湯(大浴場)の隙のないアップデート
曼荼羅エリアや貸切サウナばかりに目が行きがちですが、天光の湯が「日本一のサウナリゾート」と呼ばれる真の理由は、リニューアル前から存在する大浴場(温泉エリア)の設備が、そもそも全国トップクラスの変態スペックだからです。
今回のリニューアルで、既存の男湯エリアもさらに隙のないアップデートを遂げています。
- NEW:ストロングサウナ【漢】
- NEW:薬草スチームサウナ【蒸焼】(むしやき)
- アップデート:禅サウナ目隠し板追加
- アップデート:大人気の炭酸泉拡張
時代に逆行!?会話OKのストロングサウナ【漢】


以前の「茶室バレル」が大幅にアップデートされ、新たにストロングサウナ【漢】としてリニューアルオープンしていました。
このサウナの最大の特徴は、その振り切ったセッティングです。
室温は105℃、そして湿度はなんと「5%」!
セルフロウリュもあえて無しという、現在主流の高湿度サウナのトレンドに完全に逆行した「昔ながらのカラカラ系」環境となっています。
低湿度ゆえに刺すような熱さを感じにくく、サウナ室の滞在時間を長めにとって、体の芯までじっくりと温めるのに最適です。
最新のバレルサウナの中で、あえて昔ながらのストロングスタイルを味わえる施設は全国的に見ても非常に希少です。
この強烈なカラカラ環境は、ストロングスタイル特有の突き抜けた爽快感をもたらす一方で、男の肌からは容赦なく水分を奪い去ります。
入浴後のスキンケアは欠かさずに行い、砂漠肌にならないようにしっかりと対策をしましょう。
裸の付き合いが蘇る「会話OK」の空間
さらに嬉しいのが、収容人数が7名から10名に拡張され、以前と変わらずサウナ室内での「会話がOK」とされている点です。
「黙浴」がマナーとなり、デジタルなコミュニケーションばかりが主流となっている現代において、心地よい汗を流しながら友人や家族とリアルな会話を共有できる環境は、古き良き銭湯の原風景を彷彿とさせます。
サウナ仲間や息子さんと一緒に、はたまた見知らぬサウナーとの男同士の語らいを楽しむにはうってつけの空間です。
激熱オートロウリュサウナと、進化した「禅サウナ」


以前から根強いファンを多く持つ、広々としたメインのオートロウリュサウナは健在です。
30分毎に発動する容赦ない「激熱の熱波」は、新エリアのサウナとはまた違った、手足が痺れるほどの熱を叩きつけ大量の発汗を促してくれます。
さらに、メディテーション向けの「禅サウナ」もアップデート。
隣の席との間に目隠しの板が設置され(セパレート化)、視界を遮断することで、よりストイックに自分自身の心と体に向き合えるようになりました。
体感温度MAX!地獄の薬草スチームサウナ【蒸焼】に挑め
男湯で最も注意すべきダークホースが、この薬草スチームサウナ【蒸焼】(むしやき)です。
入室すると、1m先も見えないほどの蒸気が充満している一方で、全身をとても心が休まる緑茶と、ヨモギのほのかな香りが包み込んでくれます。
室内の温度計が示している温度設定は50℃。
「なんだ、スチームサウナ系のマイルドなやつか」と油断して入ると、2分もする頃にはその認識はへし折られます。
本来なら癒やしのリラックス空間なのですが、飽和寸前の高湿度により、50℃という温度設定からは想像できないほどの熱さを感じます。
まるで「超高温のお湯の中に全身どっぷり浸かっている」ような息苦しさと熱さ。
50℃に下がって多少マイルドにはなりましたが、それでも通常のサウナに引けを取らない熱さ。動かずにじっと座っていれば芯までしっかり温まり、熱の物足りなさを感じることは一切ありません。
出入りで動くと蒸気が顔に当たって痛いほどの熱さです。
短い時間で効率的に体を温めることができるので、冬場の1セット目に入るのをおすすめします。
湿度があまりにも高すぎるため、天井に結露した熱湯の雫がポタポタと落ちてきます。
これが体に当たると思わず声が出るほど熱いです。
退室時に頭から被ると火傷しそうになるので、タオル等で頭上をガードしながらサウナ室を出るのが鉄則です。
超個性派・3種の水風呂と「子どもの逃げ道」
サウナで極限まで追い込まれた男たちを待っているのは、性格のまったく異なる3つの水風呂です。
1つの施設に水風呂が3つある時点で、支配人のサウナ愛が狂っていることがわかります。
さらに水風呂には地下天然水を使用しており、水自体にも拘る徹底ぶりです。
- ① 羽衣破壊の「激流水風呂」
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温度は16℃~17℃程度で入りやすい温度ですが、浴槽内で強力なジェット水流が常に巻き起こっており、冷たさのバリア(羽衣)が強制的に剥がされ続けるため、温度以上に冷たく感じる爽快感MAXのセッティング。
実はこれ、流れるプールのようなアミューズメント性があるため、子どもが非常に興味を持ちます。
プール気分で数秒程度一緒に入って水風呂デビュー!というのもいいですね。
ただし水深が深いので低学年の子どもからは目を離さない、もしくは抱いて入るなどの配慮が必要です。
- ② 凶悪な「グルシン水風呂」
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水温表示はなんと6〜7℃!ハードコアサウナー専用とも言える、足先が痛くなるほどの強烈な冷たさです。
- ③ 開放的な「露天水風呂」
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露天エリアにある、14℃程度と最も入りやすい標準的な水風呂。空を眺めながらゆったりと冷やせます。
いくら水風呂の種類が豊富でも、「急激な温度変化が苦手な子どもには冷たすぎるのでは?」と心配になりますよね。
そんな時は、無理に水風呂に入らず以下の方法でマイルドに熱を冷ますのがおすすめです。
- オーバーヘッドシャワーで軽く体を冷やす
- 露天の【不感の冷泉】源泉かけ流し風呂(約30℃)に浸かる
- ぬるめの「炭酸泉(38〜39℃)」でゆったり休む
特に体温に近い「不感温度」のお風呂は、季節によって微妙に温度が変動します。
いつまでも入っていられる心地よさで、サウナ後のクールダウンや冷冷交代浴にも最適です。
【周年企画で潜入レポ】噂の女湯サウナも全制覇!夫婦で語る天光の湯


天光の湯は男湯・女湯が固定で、これまで女湯は妻のヒアリングでしか紹介できませんでした。
ですが今回、周年企画の「全館男性デー」(女性は入場不可の特別日)で、普段は女湯になるエリアに僕自身が入ることができました。
なので今回は、妻の感想+僕の実体験の夫婦両視点でお届けします。



「パパばっかりずるい!女湯はどうせおまけなんでしょ?」
いやいや。実際に入って驚きました。女湯、まったくおまけじゃありません。
3段階の温度を選べる、卵形バレル「御一人様サウナ【瞑想】」
女湯の露天には、BURROW社のセルフロウリュ対応の卵形バレルサウナBOIL1.5が3基。
御一人様の名を冠する通り、共用エリアでありながら個室サウナの没入感を味わうことができます。
名前が暑さの階段になっていて、温度計の実表示はこうでした。
- 【真夏】設定80℃(実表示83℃):じっくり温まりたい人に
- 【猛暑】設定90℃(実表示93℃):しっかり汗をかきたい人に
- 【酷暑】設定100℃(実表示104℃):限界に挑むハードコア派に
3基ともセルフロウリュOKです。
「御一人様」の名の通り基本は1人ですが、2人くらいは入れそうな広さを独り占めできてしまいます。
足を伸ばす・あぐら・体育座り・椅子座りと、好きな姿勢でこもることができ、人の目を気にせずサウナに没頭できる空間です。
天井が近いぶん、ロウリュすると蒸気がすぐ降りてきて、熱を一気に浴びられます。



僕のベストは一番熱い【酷暑】。104℃でセルフロウリュした瞬間の蒸気の熱さが、芯まで身に染みました。
女性向けサウナはぬるめにされがちですが、天光の湯は女性にも一切手加減なしです。
女湯はバレルだけではありません。室内のメインサウナとスチームサウナも、それぞれ実力派でした。
指先が痺れるほどのロウリュ!女湯のメインサウナ
広さは男湯のメインの半分ほどですが、一般的な温浴施設のサウナと比べれば十分に広い。
4段の階段状でテレビも完備し、詰めれば20人以上は入れそうな規模感です(※あくまで体感)。
照明は暗すぎず明るすぎない暖色で、落ち着ける雰囲気でした。
体感は85℃で、男湯のメインとほぼ同じセッティング。
オートロウリュは毎時00分の「ストロング」と30分の「マイルド」の2段構えです(マイルドは未体験)。
このストロングが本気でした。約3分の間にロウリュが3回入り、送風口からの送風が体感温度をぐっと押し上げます。
ロウリュを重ねるごとに熱さが増し、3回目のあとは手足の指先が痺れて痛いほど。これは男湯のメインと同等の熱さで、天井が近いぶん最上段では男湯よりも蒸気が熱く感じたほどでした。
違いはストーブの構成で、女湯はメトス社のサウナストーブ「イズネス」が1基+中型ストーブ1基(おそらくマイルド用)、男湯はイズネス2基。
ストーブの差こそあれ、熱さは引けを取りません。
薬草が香り、送風で熱さを変えられるスチームサウナ
女湯の薬草スチームサウナは、男湯の【蒸焼】とは別物で明るくて天井が高く、圧迫感がありません。
温度は低めですが、薬草の香りに包まれてじっくり温まれる、落ち着く空間でした。
内部は送風で蒸気を回しているので、もっと熱さがほしいときは風が当たる位置に座るのがおすすめです。



肌や、髪に優しいスチームサウナがあるのは女性としてもうれしいポイントね。
全部14℃台!地下天然水の水風呂と、不感の冷泉
クールダウンも本格的でした。浴槽の温度計はこうなっています。
- 寝水風呂 14℃(地下天然水)
- 内湯水風呂 14℃(地下天然水)
- 不感の冷泉(露天の源泉かけ流し)30〜32℃
温度は浴槽の温度計の実測値です。日によって多少前後します。
驚いたのは、14℃台なのに肌に刺さるような冷たさがないこと。地下天然水の水質が柔らかく、マイルドで優しい肌当たりでした。



私は断然、内湯の地下天然水水風呂!水質がとにかく柔らかくて、肌触りが最高なの。
妻の推しと僕の体感が一致。火照った肌を優しく包む天然水は、確かにご褒美です。
露天の源泉かけ流し(不感の冷泉30〜32℃)は、キンキンが苦手な人や、長く浸かってととのいたいときにちょうどいい温度でした。
拡張された炭酸泉は、ぬるめでずっと入れる
温泉も抜かりなし。男女ともに人気だった炭酸泉が、拡張で広くなっていました。
温度は約38℃と体温に近いぬるめ。噴出口の近くだと全身に泡がびっしり付き、離れても泡がまとわりつくしっかりした炭酸でした。
血流を促してくれる炭酸泉は、熱いサウナが苦手な人の味方。週末でも足を伸ばしてゆったり浸かれます。
ドライヤーはReFaだけじゃない。パウダールームの実力
パパが妻を誘うときの殺し文句がここ。広いパウダールームのドライヤーが充実しています。
ただ、以前「全台ReFa」と書きましたが、実際に数えると違いました。
- ReFa(リファ)7台
- ノビー(Nobby)3台
- 有料の高級ドライヤー 1台(メーカー不明)
ReFa中心に、サロン御用達のノビーまで。
髪の毛を乾かすのに時間がかかる女性は、ドライヤー待ちになってしまうことがしばしばありますが、天光の湯ではその心配もありません。
さらに有料の高級機まであるので、髪をしっかり仕上げたい人には嬉しい布陣です。
アメニティは「DHC OLIVE GOLD」のジェルローションなどが用意されています。
クレンジングオイルがあるかは確認できなかったので、念のため持参しておくと安心です。
結局どっち?夫婦で両方に入った正直な結論
両方に入った正直な感想を言うと、総合力なら男湯です。椅子の数も広さも、サウナのバリエーションも男湯に分があります。
でも、女湯には女湯の良さがありました。
- 緑が多く、外気浴中に目を開けると風に揺れる木々の葉が見える
- 休憩エリアは日陰が多く、日焼けを気にする人への配慮を感じる
- 椅子の数も十分で、狭いぶん動線がよくコンパクトに回れる
サウナの質も負けず劣らず。85℃のメイン、3種のバレル、薬草スチームと本格派が揃っていて、しっかり楽しめました。
サウナ後はこれ!施設内完結で親も子どもも大満足の食事処「山ぼうし」


子連れでのスーパー銭湯やサウナのお出かけにおいて、パパとママが一番疲れる「魔の時間」をご存知でしょうか?
それは、「お風呂でさっぱりした後、わざわざ車に乗り込んで、子どもが食べられそうなご飯屋を探して移動すること」です。
安心してください。
天光の湯は、施設内の食事処「山ぼうし」のクオリティと心配りが非常に良いため、サウナから食事まで「施設内で完璧に完結」します。
営業時間は8:00〜11:00がモーニング、11:00〜22:00が通常営業。朝ウナ後の朝食から、夜のサ飯までカバーしてくれます。
- 幼児連れに神対応の「座敷席」完備:ハイハイする幼児や低学年連れの家族に嬉しい広い座敷席があり、どの年代層でも完璧に受け入れ可能です。
- スパ銭の枠を超える「鮮魚」へのこだわり:期間限定ではありますが、公式インスタグラムで仕入れ状況を配信するほど、鮮魚にこだわりを持っています。サウナの後に本格的な「刺身のお造り」で一杯やれる贅沢を味わえます。
パパサウナーのイチオシと、子どもが喜ぶ「鉄板メニュー」


刺身も捨てがたいですが、僕がサウナーの皆様に絶対に食べてほしいメニューがこれです。
「炙りチャーシュー(540円)」と「キンキンに冷えた生ビール(580円)」の最強コンボ。
サウナと水風呂で極限まで鋭敏になった味覚に、直火で炙った香ばしい匂いと肉の強烈な旨味が容赦なく突き刺さります。ビールの消費が恐ろしいスピードで進みます。
さらにガッツリ胃袋を満たしたいなら、「マー油のきいたピリ辛チャーハン(1,160円)」がおすすめ。ゴロッとチャーシューが乗っていてボリューム満点!消費したカロリーと塩分をこれ以上ない形で補給できます。
もちろん、子どもの胃袋を満たすメニューも抜かりありません。
専用のお子様ランチはありませんが、うどん、そば、丼物から一品料理までバラエティ豊かなメニューが揃っています。
天光の湯を120%楽しむための攻略法と注意点
最後に、天光の湯をノーストレスで完璧に楽しむための、システム変更点と攻略法をおさらいしておきます。
リストバンド精算で超スマートに


入館から自動販売機、食事処「山ぼうし」の会計まで、すべてリストバンド一つでピッと完結。
退館時の自動精算機で一括で支払うシステムに変更されたため、財布を持ち歩く煩わしさから完全に解放されました。
支払いは現金のほか、クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX)とPayPayが使えます。手ぶらで行っても困りません。
スマホ持ち込み・撮影OK(※曼荼羅エリアのみ)
水着着用の曼荼羅エリア内は、スマートフォンの持ち込みと撮影ができます(僕も受付で確認したうえで撮影しました)。
全裸で入る内湯・露天エリアは厳禁
非日常な森の空間とサウナを楽しむ家族やパートナーの笑顔を、ぜひ写真に残してみてください。
他のお客さんの映り込みには配慮をお願いします。
混雑回避は「朝イチ」一択
設備が神がかりすぎているため、東海エリア全土からサウナーが押し寄せます。
快適なサウナ室のコンディションとお目当てのととのい椅子を確実に確保するなら、迷わず「開店直後の朝イチ」を狙いましょう。
土日は11時を過ぎると一気に混み合い始めます。
実際に平日の朝8時半ごろに行ってみると、曼荼羅エリアはほぼ貸し切り状態でした。待ち時間ゼロで全サウナを回れて、サウナ室を一人で使える贅沢が味わえます。
夏の朝は木々の間を飛び交う小鳥も多く、この時間帯ならではの森の空気があります。写真を撮りたい方も、他のお客さんの写り込みを気にしなくていい朝いちが狙い目です。
森の中と聞くと蚊が心配になりますが、この日は一箇所も刺されませんでした。管理が行き届いているのだと思います。虫が苦手で二の足を踏んでいる方も、過度に身構えなくて大丈夫です。
まとめ|今週末、家族を連れてサウナリゾート天光の湯へ
今回実施された天光の湯の超大型リニューアル。
広大な森に潜む個性的なサウナ、隙のない大浴場のアップデート、家族で独占できる離宮に絶品のサ飯、そして空へと抜ける外気浴スペース。
控えめに言って、「わざわざ多治見まで遠征する価値は200%ある」と断言します。
パパのソロサ活として限界に挑むのはもちろん、家族や夫婦で訪れても最高の休日になることは僕が保証します。
【約束を果たしました】以前この記事で予告した「もう1基の新サウナ」が、6月末に稼働した奥之院です。今回しっかり入ってきました。これで天光の湯のサウナは全20基。男湯・女湯から曼荼羅、離宮まで、これだけの数を一か所で入り比べられる施設は、そうそうありません。
杜エリアの「巨大なペア用ととのい椅子」と、空エリアの「ウッドデッキ」で大の字に寝転んだ時の圧倒的な多幸感は、しばらく忘れられそうにありません。
サウナハットやマットなど、持って行くもので体験の質は変わります。何を持っていけばいいか迷ったら、こちらも参考にしてください。


今度の週末、あなたも究極のととのいを、大切な人と一緒に体験しに行きませんか?
\ 新たな聖地、日本一のサウナリゾートへ /
超高温サウナを堪能した後の「肌ケア」について
前述した「漢サウナ(湿度5%)」のカラカラ環境や、貸切サウナの「凶悪ロウリュ」を堪能した後の肌は、想像以上に水分を奪われ、深刻な乾燥状態(砂漠肌)に陥っています。
サウナで極限までととのった後は、しっかりと水分と油分を補給することが、清潔感を保つための必須条件です。
男湯にもPOLAのスキンローション・ミルクがしっかり完備されているのは嬉しいポイントですが、超高温サウナで極限までダメージを受けた肌には、日ごろからの入念なケアをおすすめします。
僕が愛用しているオールインワンスキンケア「オルビスミスター」については、こちらの記事で熱く語っていますので、サウナ後の乾燥が気になる方はぜひチェックしてください!


天光の湯の基本情報・アクセス
| 施設名 | 天光の湯(てんこうのゆ) |
| 住所 | 岐阜県多治見市大畑町6-105-1 |
| 電話番号 | 0572-24-4126 |
| 営業時間 | 8:00~23:00(最終受付 22:00) ※貸切サウナ「離宮」は予約制 予約枠は9:00〜(20時以降は割引プラン) |
| 定休日 | 年中無休(※メンテナンス休館あり) |
| 駐車場 | 無料駐車場完備(第一・第二あわせて220台) |
| 公式サイト | https://tenko-spa.jp/ |

